境界をまたいだ交流や経験を通して学ぶ

境界をまたいだ交流や経験を通して学ぶ

この記事では、交流や経験を通して学ぶ越境学習についてまとめます。
Clock Icon2024.09.26

こんにちは。組織開発 がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。

普段慣れ親しんだ環境で業務をするだけではなく、異なる環境の人と関わったり、活動することで得られることがあります。

この記事では、交流や経験を通して学ぶ越境学習についてまとめます。

越境学習とは?

越境学習とは、異なる領域や組織、職場など、通常の活動範囲を超えて学ぶプロセスを指します。この学習の過程では、異なる文化や価値観、知識を取り入れることで、新たな視点やスキルを獲得することが目的です。

越境学習の利点

視野・視座・視点の強化

異なる環境での学びが視野を広げ、異なる視点を獲得することができます。結果として、物事の全体像を捉える力が高まります。

例えば、複数部門が連携して行っている業務について、自分が担当している部分以外の範囲を経験することで、全体像に関する理解が深まったり、自分の担当範囲外の目線を理解するようなケースです。

スキルの多様化

異なる領域のスキルを身につけることにより、より広範な問題に対処できるようになったり、組み合わせとしてレアリティのある複合的なスキルを身につけることができます。

イノベーションの促進

異なる分野の知識を融合させることで、新しいアイデアや解決策を生み出しやすくなります。

対人関係スキルの向上

異なる文化や組織環境で働くことで、コミュニケーション能力や対人関係スキルが強化されます。多様なバックグラウンドを持つ人々との協力を通じて、適応力や共感力が高まります。

キャリアの促進

越境学習はキャリアアップにつながる要素です。異なる業界や部門での経験を積むことで、多様なスキルセットが蓄積され、人とのつながりが増え、キャリアの選択肢が広がります。

越境学習の方法

越境学習の例として、以下のような方法があります。

ジョブ・ローテーション

異なる職務や部門を経験することで、新しい視点やスキルを習得することができます。

社内留学

他部署での一定期間の研修や業務経験を通じて、異なる分野の知識やスキルを学ぶことができます。

部門横断のタスクフォース

複数の部門からのメンバーが協力することで、異なる専門知識や視点を共有し、学び合うことができます。

異業種交流

異なる業界の人々と交流することで、他分野の知識や手法を学び、自分の業務に新しいアプローチを取り入れることができます。

社外プロジェクト

自社外でのプロジェクトに参加し、異なる組織文化や業界での経験を通じて、新しいスキルや知識を得ることができます。

コミュニティへの参加

業界外や多様な分野のコミュニティに参加することで、異なるバックグラウンドや価値観を学ぶことができます。

個人的な経験

職種の越境

もともとはウェブエンジニアの経験があり、現在は人事をしています。ウェブエンジニア時代の開発知識、開発者としての考え方を活用し、他の人事の方とは異なる価値を出せる状態になっているように感じています。

また、前職以前の副業でプログラミング問題の出題者をしていたことは、希少な経験でした。役回りとしても自分の問題に挑戦してくれる人が増えるように、集客・出題・採点・レポート記事の執筆など広い範囲を一人で担う経験をすることができました。

業種の越境

システム開発の受託開発のキャリアが一番長いですが、その他に翻訳会社のシステム開発の経験や、SaaSの開発、映像制作などの業種における経験があります。

タスクフォースへの参加

特に人事になってからですが、必然的に他部門の関係者と共同で物事を進める機会が増えました。

異なる仕事をしている人に、それを踏まえて丁寧に文脈を補足しつつ説明をすること。逆に相手の話の具体的な情報を引き出すための質問をすること。異なる環境に特有の出来事について知ることや、環境が異なっても似たように発生する出来事などを知ることができます。

コミュニティへの参加

共同でジンジニアのコミュニティを立ち上げ、社外の人と共同でコミュニティを運営しながら、継続的に交流しています。

交流を通して新たな知識や、他者の経験の情報を交換することができます。

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